皆さん、こんにちは。大阪府泉佐野市を拠点に、地域密着で土木工事・解体工事を手掛けている松下総建です。
古い住宅の解体を考えたとき、「木造だからアスベストは関係ないのでは」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。結論からお伝えすると、木造住宅でもアスベスト調査が必要になる場合があります。
アスベストは、石綿とも呼ばれる建材です。吸い込むと健康被害につながるおそれがあるため、解体前に確認しておくことが大切です。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
まずは、解体前に押さえておきたい要点から確認していきましょう。
- アスベストは、鉄骨造やRC造だけでなく、古い木造住宅の建材にも含まれている可能性があります。
- アスベストが見つかると、養生、作業方法、廃材処理、工期、費用に影響する場合があります。
- 見積もり前に調査の有無や処理方法を確認しておくと、追加費用や工事中断の不安を減らしやすくなります。
不安をなくすためには、「あるかもしれない」と考えて、早めに確認することが大切です。
目次
- アスベスト調査は木造住宅の解体でも確認が必要
- アスベストが見つかると解体工事は何が変わるか
- 調査を曖昧にしたまま進めると起きやすい失敗
- 解体工事を依頼する前に施主が確認すべきこと
- よくある質問
- まとめ
■ アスベスト調査は木造住宅の解体でも確認が必要
アスベスト調査は、大きなビルや工場だけの話ではありません。古い住宅の屋根材、外壁材、内装材などにも含まれている可能性があるため、木造住宅の解体でも事前確認が必要です。
特に、築年数の古い家を解体する場合は、見た目だけで「安全」と判断しないほうが安心です。調査によって確認することで、工事前の不安を減らせます。
・アスベストはどんな建材に使われている可能性があるか
アスベストは、昔の建物で使われていたことがある建材です。石綿とも呼ばれ、熱や摩耗に強い性質があるため、屋根材、外壁材、軒天、内装材などに含まれている可能性があります。
たとえば、古いスレート屋根、外壁材、天井材、床材などは確認対象になることがあります。もちろん、すべての古い建材に含まれているわけではありません。ただ、解体前に確認しないまま工事を進めると、あとから対応が必要になる可能性があります。
環境省の公表資料では、令和6年度の廃石綿等の処理量が43,146トンと示されています。これは、現在でもアスベストを含む廃棄物の処理が行われていることを示す数字です。
大切なのは、「古い建物だから危ない」と決めつけることではなく、「古い建物だから確認しておく」という考え方です。
・築年数や見た目だけで安全とは判断できない理由
木造住宅の場合、「鉄骨やコンクリートの建物ではないから大丈夫」と思われることがあります。しかし、建物の構造と、使われている建材は別の話です。
木造住宅でも、屋根や外壁、内装の一部にアスベストを含む建材が使われている可能性があります。建物の見た目だけでは、含まれているかどうかを判断できないことも多いです。
また、過去にリフォームや増改築をしている場合、建築当初とは違う建材が使われていることもあります。そのため、築年数だけでなく、使われている建材や改修履歴も含めて確認する必要があります。
解体工事では、事前の確認が後の安心につながります。調査が必要かどうか分からない場合は、見積もり時に「アスベスト調査は必要ですか」と聞いておくとよいでしょう。
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■ アスベストが見つかると解体工事は何が変わるか
アスベストが見つかった場合、通常の解体と同じ流れでは進められないことがあります。飛び散らないようにする対策や、分別、処理方法が変わるため、費用や工期にも影響する可能性があります。
ここで大切なのは、費用が上がること自体を避けるのではなく、必要な対応が見積もりにきちんと含まれているかを確認することです。
・飛散防止や養生など作業方法が変わる
アスベストが含まれている建材を扱う場合、粉じんを周囲に広げないための対策が必要になります。粉じんとは、細かいほこりのようなものです。
たとえば、作業場所をシートで囲う養生、水を使って粉じんを抑える作業、建材を壊しすぎないように取り外す作業などが必要になる場合があります。こうした作業は、近隣の方への配慮にもつながります。
通常の解体と比べて、作業の手順が増えることもあります。そのため、工期が延びたり、費用が変わったりする可能性があります。
ただし、これは不必要な費用ではありません。安全に工事を進めるために必要な対応です。見積もりを見るときは、金額だけでなく、どのような対策が含まれているかを確認しましょう。
・処理方法が変わるため費用と工期に影響する
アスベストを含む廃棄物は、通常の解体廃材と同じように扱えない場合があります。分別し、決められた方法で運び、処理する必要があります。
環境省の公表資料では、令和6年度の廃石綿等の埋立処分量は41,898トンと示されています。廃石綿等とは、アスベストを含む廃棄物のことです。こうした廃棄物は、適切に処理する必要があります。
そのため、見積もり段階では「アスベストが見つかった場合、追加費用はどうなるのか」「処理費はどこまで含まれているのか」を確認しておくことが大切です。
安い見積もりに見えても、アスベスト対応が含まれていない場合、あとから金額が変わることがあります。反対に、必要な処理まで含めて説明してくれる見積もりは、最初の金額だけを見ると高く感じても、安心して進めやすい場合があります。
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■ 調査を曖昧にしたまま進めると起きやすい失敗
アスベスト調査を曖昧にしたまま工事を進めると、あとから追加費用や工期延長が発生する可能性があります。近隣の方への説明不足にもつながるため、解体前の確認が大切です。
特に、「見積もりに含まれていると思っていた」という認識違いは起こりやすいポイントです。契約前に確認しておくことで、余計な不安を減らせます。
・工事中断や追加費用が発生する可能性がある
解体工事が始まってから、アスベストが含まれている可能性のある建材が見つかると、作業を止めて確認が必要になることがあります。そうなると、予定していた工期がずれる可能性があります。
また、追加調査や特別な処理が必要になった場合、費用が変わることもあります。これは業界で一般的に起こりうる注意点です。
もちろん、すべての現場で大きな追加費用が出るわけではありません。ただ、見積もり時点でアスベスト調査の扱いが曖昧だと、あとから「どこまでが当初費用に含まれていたのか」が分かりにくくなります。
見積もり時には、「アスベスト調査は実施済みか」「含有があった場合の費用はどうなるか」「処理方法はどう説明されるか」を確認しておきましょう。
・近隣への説明不足がトラブルにつながる
解体工事では、騒音、振動、粉じんなどが発生することがあります。そこにアスベストの不安が加わると、近隣の方が心配されることもあります。
事前に調査を行い、必要な対策を整理しておけば、近隣への説明もしやすくなります。反対に、調査や対策が曖昧なままだと、工事中に不安の声が出る可能性があります。
施主の方がすべての専門的な内容を理解する必要はありません。ただ、業者から分かりやすい説明を受けられるかどうかは、安心して依頼するうえで大切な判断材料です。
不安な点がある場合は、遠慮せずに質問して問題ありません。丁寧な業者であれば、調査の流れや必要な対応を分かりやすく説明してくれるはずです。
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■ 解体工事を依頼する前に施主が確認すべきこと
アスベスト調査で失敗しないためには、見積もり前に確認事項を整理しておくことが大切です。建物情報、解体範囲、調査の有無、廃材処理の流れを確認しておきましょう。
問い合わせの時点で情報が整理されていると、現地確認や見積もりの話も進めやすくなります。
・見積もり前に整理しておきたい建物情報
まず整理しておきたいのは、建物の基本情報です。築年数、建物の構造、階数、広さ、過去のリフォーム歴、解体したい範囲などを分かる範囲でまとめておきましょう。
正確な情報が分からなくても、最初から完璧に用意する必要はありません。分かる範囲で伝え、現地確認で詳しく見てもらう流れで大丈夫です。
特に、古い家や空き家を解体する場合は、室内に残っている家財道具、庭木、ブロック塀、物置なども費用や工期に関係することがあります。アスベストだけでなく、解体範囲全体を確認することが大切です。
泉佐野市の空き家対策関連ページでも、空き家に関する情報が案内されています。空き家の解体を考える方は、自治体の情報もあわせて確認しておくと安心です。
・業者に確認したいアスベスト調査と処理の説明
業者に相談する際は、次のような点を確認しておくと安心です。
- アスベスト調査が必要な建物かどうか
- 調査を行う場合、どの範囲を確認するのか
- アスベストが見つかった場合、費用や工期はどう変わるのか
- 処理費や運搬費は見積もりに含まれているのか
- 近隣への説明や養生はどのように行うのか
当社では、大阪府泉佐野市を拠点に、内装解体、木造解体、鉄骨・RC解体などに対応しています。木造解体では、木くずの散乱を防ぐための養生や、廃棄物の回収・処理にも配慮しながら進めています。
解体工事は、ただ建物を壊すだけではありません。安全、近隣配慮、廃材処理まで含めて考えることで、工事後の不安を減らしやすくなります。
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松下総建の対応内容もあわせて確認したい方は、こちらをご覧ください。
■ よくある質問
ここでは、解体工事のアスベスト調査について、よくある疑問をまとめます。
・木造住宅でもアスベスト調査は必要?
必要になる場合があります。木造住宅でも、屋根材、外壁材、内装材などにアスベストが含まれている可能性があるためです。
築年数や見た目だけで判断せず、解体前に調査の必要性を確認しましょう。特に古い住宅や、過去にリフォームをしている建物では注意が必要です。
・アスベストが見つかると解体費用は高くなる?
高くなる可能性があります。飛散防止対策、分別、運搬、適正な処理が必要になる場合があるためです。
ただし、実際の費用は建物の状態や含有箇所によって変わります。見積もり時に、どこまで費用に含まれているかを確認しましょう。
・見積もり時に何を確認すればいい?
アスベスト調査の有無、調査結果の説明方法、含有があった場合の工事方法、処理費の扱いを確認しましょう。
あわせて、解体範囲、残置物、近隣対応、工期についても聞いておくと安心です。不明点を残したまま契約しないことが大切です。
■ まとめ
解体工事では、木造住宅であってもアスベスト調査を軽視しないことが大切です。事前に調査、見積もり、処理方法を確認することで、追加費用や工期変更のリスクを抑えやすくなります。
当社は、大阪府泉佐野市を拠点に、泉州エリアで土木工事・解体工事を手掛けています。解体工事では、内装解体、木造解体、鉄骨・RC解体など幅広い建物に対応しています。
木造解体では木くずの散乱を防ぐ養生や、廃棄物の回収・処理にも配慮しながら、安全第一で工事を進めています。古い住宅の解体で不安がある方は、建物の状況を整理したうえでご相談ください。
古い住宅の解体で「アスベストがあるか分からない」「追加費用が不安」という方は、まず建物の状況を整理したうえでご相談ください。解体範囲や建物の状態に合わせて、必要な確認事項から丁寧にご案内いたします。
ちょっとした疑問からでも大丈夫です。

